持続的企業経営[SEM]の実現を、BCPサポートを通じ実現いたします。
BCP作成・アップデート・更新のサポート、あるいはセミナーや研修等で啓発活動をしています。お問合せのWEBメールは こちら(別画面で開きます)をClick!
【当ブログについて】 兵庫・大阪を事業基盤とするアシストコンサルティングが運営する”BCP専門ブログ” BCPに関連する情報を不定期に毎月一回発信。さらにBCPコンサルティングサービスを提供すると共に,BCPを補完する取組(人財研修やマニュアル作成,補助金でCF確保等)について御社のお悩み解決に貢献します。 お問合せは各投稿の下部にあるリンク先の”WEBメール”からお願いします。
■8月7日に弊社作成 ”BCPガイドライン” を更新しました。更新は1年毎に予定しており昨年にVer1.0を発行しました。
■表紙に記しているキャッチコピーは、 ”今できる未来のこと(BCP:事業継続計画)”です。■このガイドラインは解説と使用様式を見開き左右ページに配置する形式を維持しながら、内容を随時充実しています。
BCP策定時には、作業がどの位置にあり、何のための作業なのかを迷わないようにする役割を持たせています。またBCP・防災の関連情報も随時充実させています。
関連、付随情報も含め120ページと結構な文量になっていますが、目次をはじめフロー図なども活用し系統立てて分かり易くしました。
初めて取組む人にも理解し易いと思います。
当冊子は非売品ですがBCP策定サポートの際の資料の一部として提示させていただいております。
■先週は、新潟県を中心に大雨、それによる洪水等で多くの人や企業が被災しました。被災された方々や企業様には一刻もはやく今まで通りの生活や事業活動に戻られることを祈ています。
■今年に入り頻繁に耳にする”線状降水帯”を初め、たしかに災害が発生する仕組み・プロセス、そのレベルも以前とは異なっているようです。今まで多くの時間や費用は、”災害を防ぐ(防災)”と言う点に重点を置いてきました。堤防や砂防ダムの建設、強固な建物化などです。多くのそれらは役に立っている事でしょうが、最善と思ったものが災害を防げないことも多々ありました。その度に「想定外だった」と言われるのです。結局人と自然とのいたちごっこなのですが。
■このように災害の量・質・仕組みの変化に対応し、人も今までから変わる必要があるのではないでしょうか。災害を”ゼロ”にする取組みではなく、一定の被災を想定・許容しつつ”できる限り災害を減じる(減災)”です。この減災には、2次災害も含まれ、人の命を最優先する取組みです。
■減災には、例えば洪水を防ぐことはできなくとも、”地下のボイラー”を移動することで、洪水の影響を避ける事ができる可能性があります。また避難の際も互いに”声の掛け合い”をすることで多くの人が救われた実例があります。企業においても、普段から周辺企業や地域住民との関係性を構築しておけば従業員の人命救助、資源の貸し借りなどで復旧に貢献するでしょう。
「何から、何を守り、いつまでに復旧するか」は自社のみならず取引先にも重要事項です。
今できる未来のこと(BCP)